定年後、積み立ててきたNISAを活用した老後の資金計画が知りたい。
こんな悩みを解決する記事を書きました。
この記事を読めば、今まで気付かなかった積立NISAの落とし穴が見えてきます。
折角、20年間積み立てて、終盤で失敗しないように、渾身の記事を書きました、どうそご覧ください。この記事を読み終えたころには、満期になった積立NISAをどう活用すべきか分かってくるでしょう。
✔ 本記事のテーマ(解決できる内容)
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- 積立NISAの落とし穴とは
- 50歳から始める積立NISAの本当の期間満了は70歳でなく90歳。
- 50代の積立NISAは老後資金のラストチャンス
- 50歳で積立NISAは遅すぎるか? [/box]
✔ 権威性
この記事を書いている私は、50歳で積立NISAを、知識ゼロから始めて現在、3年目の運用実績があります。私は証券会社のプロではなく、私が皆さんに指導、意見を言える立場ではありませんが、自分も大事な資産を運用している一人として、気がついたこと、学んだことを共有したいと思います。
自分の経験から少しでも積立NISAで目的を実現して欲しく、この記事を書きました。是非、お役に立てればと思います。
余談ですが、子供のためにジュニアNISAを2020年から始めました。ジュニアNISAも2023年12月31日で終了になります。私自身も現在運用中なので他人事ではありません。別の記事でジュニアNISAについて記事を書くので、関心のある方は読んでください。
積立NISAの落とし穴
まず、積立NISAの落とし穴を説明する前に、積立NISAとはどんなものだったのかを振り返りたいと思います。
振り返り
この記事の読者に、”積立NISAとは”と語るのは、大変恐縮ですが、落とし穴を見つけるには、今まで当然と思っていたものを再度確認が必要です。
・積立NISAとは20年間の運用した利益が非課税となる投資信託のこと。
簡単に言ってしまうと、こんな感じで理解していると思います。(実際私もそうです。)
こちらは、金融庁HPに掲載されている積立NISAシミュレーションです。
積立NISAシミュレーション(金融庁HP)
月々3万円を積立、年間3%の運用を20年間続けると、20年後の最終積立額は984万円になるという試算です。
これは正しいです。しかしこれには続きがあります。
落とし穴(積立NISAには続きがあった)
この984万円は20年後の積立額であって、20年目に積み立てた投資は、1年しか運用していません。
以下、そのイメージです。984万円と算出している結果は灰色の部分の合計額です。オレンジ部分の合計額ではありません。
つまり、20年後の70歳で一括で引き出したときにの金額となります。
これが、私の気が付かなかった落とし穴になります。
NISAを始めた1年目の50歳で積み上げた年間最大40万円の投資額は70歳まで運用されます。
また、2年目の51歳で積み上げた40万円の投資は71歳まで運用されます。
69歳で積み上げた40万円は、89歳まで運用が可能です。
「当然だろう・・・!」とおっしゃる方はいるかと思いますが、私は気が付きませんでした。
50歳から始めて本当の期間満了は70歳でなく90歳!
「当然だろう・・・!」と言われる方は、すごい!と思います。
では、実際に90歳でいくらになるのでしょう。
月3万円で運用率3%として、年間約65万円になります。(運用率3%とは現実的な数値です。)
65万円 x 20年分 = 1300万円
50歳から90歳まで運用を続けると、1300万円となります。
現実的な話、90歳で1300万円あっても、あまり使えませんよね。。。
50代の積立NISAは老後資金のラストチャンス
積立NISAが満了になったら、どう使います?ぼんやりとは分かっていても、明確には想像できないでしょう。
一括で引きしタイプか、コツコツ取り崩すタイプか、明確にイメージできるようにします。
老後 積立NISAは、こう使おう! あなたはどっち?
✔ 一括引き出しタイプ
全ての買付けた金額を100%運用に回しきれないため、目減りしています。しかし、老後の海外旅行を目的として始めたのであれば、目的に合わせて引き出した方が良いですね。
私は今まで単純だったので、このタイプしか考えがありませんでした。
✔ 取り崩しタイプ
このタイプは先程の例でいうと、年間65万円が積み上がるので、71歳で65万円を引き出し、年間の生活費の足しにする。また翌年、65万円を引き出すことを繰り返します。
月に換算すると、5.4万円になります。
このように分解していくと、老後月30万円の生活費が必要な場合、年金、社会保障費などを積み上げて足りない分をNISAや他の投資で補填を考えることができます。
50代で積立NISAを始めるのは遅いか?
50代で積立NISAを始めることは、決して遅くありません。
早く実行すれば、するほど利益(運用益)がでます。悩んでいる時間が一番もったいないでしょう。
ここまで読んできて、「では、どうやって始めればいいのですか?」という方に、学習してから始めるのでは、悩む時間がもったいないので、まず、これでやれば大丈夫!というものをお教えします。
これで、まず始めてから今後の学びの中で、自分らしさを入れていけば良いと思います。
口座開設:
SBI証券、楽天証券
・両社ともネット証券で手続きが簡単、かつ銘柄数も180銘柄あるので選択も自由。
銘柄:世界株式連動型の投資信託 ;
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・全世界の株式に連動しているので、どこかの国・地域の経済が発展していけば、上がっていく。急激な上昇はないが、下がり続けることもない。
以下は、三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のチャートです。2020年前半でコロナ影響で下落していますが、右肩あがりで成長を続けている。
50代からの老後資金にはiDecoと積立NISAはどちらがいいの
✔ iDecoの注意点と活用方法
ここまで、NISAはのことを話てきましたが、少しiDecoについて触れておきます。
iDecoの一番の魅力は、iDecoの掛け金が全額所得税控除にできることです。要は買付している間は、節税効果があります。
また、iDecoを始めて10年未満の場合、引き出しが60歳以降になります。少なくとも10年間は引き出せない仕組みになっています。
従って、結論としてお金に余裕があれば、iDecoと積立NISAの併用することをオススメします。
例えば53歳からiDecoを始め7年間は、所得税・住民税が控除され、節税効果の恩恵を受けます。60歳でiDecoから引き出せないので、その間はNISAを取り崩して非課税効果の恩恵を受けることができます。
まとめ
今後、定年が60歳から65歳と引き上げられていくと思います。そんな中で、積立NISAを60歳以降もできれば、買付ができるのでリターンは多くなります。収入がなくなり買付ができなくても、20年間は運用益を非課税で受けることができます。
今まで投資は難しいものと考えていたが、積立NISAを通して老後資金計画が少し見えてきたのではないでしょうか?
積立NISAは金融庁が選定した長期運用に適した商品ですが、リスクゼロではありません。しかし、全世界株式の投資信託でも分かるように、ほとんど問題なく資産を増やせるので、是非行動にうつしてみてください。
50代から始める積立NISAで大切なことは、始める時よりも引き出す時のこと。自分が何歳までパソコンでやり取りができるのか、など今までに考えたことがないことまで想定して、自分にあったプランを考えてください。
90歳までパソコンを使えますか?
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こんな悩みに答えます。本記事では「30代に向け 積立NISAで資金を増やそう【あなたもできる夢の実現方法】」を解説します。[/box]
コメント
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