(※この記事は2022年11月30日に更新された記事です。)
子供のお年玉が貯まったから、成人するまでジュニアNISAで増やしたいけど、2023年末で終了になるみたい。残り1年ほどだけど、今が始める最後のチャンスなのかな。
こんな疑問に答えます。
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結論:今が始めるラストチャンスです!
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現在、政府は「資産所得倍増プラン」として、新たな改正案を出しています。
しばらく物価高が続き、賃金の上がらない状態が続くので、国がサポートするので個人で稼いで欲しい!というメッセージだと思います。
この波に乗るか、乗らないかで資産格差に大きく影響が出るでしょう。
是非、この記事を読んで一緒に波に乗りましょう!
✔ 信頼性
この記事を書いている私は、2018年に積立NISAを始め、2021年にジュニアNISAを始めました。始めは知識ほぼゼロで飛び込んで、数年経って経験値、知識も上がって来ました。今、ガチ勉強で加速中の情報を記事で掲載しています。
✔ 資産所得倍増プラン
一言で表すと、「現状のNISAを見直して、使いやすく拡充させる計画」になります。
以下に資産所得倍増プラン決定の記事を抜粋します。
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●資産所得倍増プラン決定
2022 年 11 月 28 日に日本の新しい資本主義実現本部(本部長: 岸田文雄首相、副本部長: 新しい資本主義担当大臣、内閣官房長官、 本部員: 他の全ての国務大臣)が、新しい資本主義実現会議(議長: 岸田文雄首相、副議長: 新しい資本主義担当大臣、内閣官房長官、構成員: 有識者)で資産所得倍増プランを正式決定した(2022 年 11 月 25 日に最終案は公表されている~ https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai13/gijisidai.html )。
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2023年にはジュニアNISA終了が発表されて、今後の動向を学んでいく中で、損はなく、むしろ得しかないと分かりました。
私が皆さんに指導、意見を言える立場ではありませんが、自分も大事な資産を運用している一人として、学んだきたことを共有していきます。
✔ 本記事のテーマ
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・ジュニアNISA 2023年末で終了、その後はどうなる?
・ジュニアNISAと学資保険 比較
・2024年以降 、「資産所得倍増プラン」の波に乗るには、どうする?
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ジュニアNISAとは
2023年12月31日に終了しますが、ジュニアNISAの基礎情報から振り返ります。
振り返り
ジュニアNISAってどんなものだったのでしょうか。
対象者 | 日本に居住する0歳から19歳までの未成年者 (口座を開設する年の1月1日現在)
*2022年4月以降は成人年齢が18歳に引き下げられるので、0歳から17歳までの未成年者となる。 |
非課税枠 | 年間80万円まで(5年で最大400万円) |
非課税期間 | 最長5年間 |
制限事項 | 子供が成人(20歳)になるまで、引き出しはできない。 但し、2022年4月より成人年齢が18歳に下げられたため、2023年3月31日時点で18歳である年(2023年1月1日)以降であれば引き出しはOK |
以上のように、非課税期間が短いので、コツコツ積み立てるタイプではありません。一般家庭では少し使いにくいかもしれません。
これだったら、学資保険で0歳からコツコツ積み立てた方が、現実的ですよね。
ジュニアNISA 2023年末で終了、その後はどうなる?
ジュニアNISAは使い勝手が悪いため、加入者が増えず2023年12月31日で終わります。
ジュニアNISAの終了という意味は、買付(新たな投資)が出来なくなるだけで、非課税の運用期間は5年残ります。
18歳未満の場合、18歳まで非課税の運用期間は継続します。18歳以降はロールオーバして新NISAへ移行、非課税期間延長ができます。
[box class=”white_box” title=”専門用語(ロールオーバ)“]
ロールオーバとは、継続する事ですが、引き継ぐという意味が近いかなと個人的には思います。同じプランで継続するのではなく、別プランによって資産が引き継がれるというイメージです。
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・ 買付の非課税期間とは、自分の選んだ投資信託を毎月購入している期間のこと。つまり、2023年12月31日までの期間になります。
・ 非課税運用の期間とは、購入後5年間証券会社で買付けた投資信託を運用する期間のこと。従って、2023年12月に購入した投資信託は2028年まで運用されます。
ジュニアNISA運用期間は
ジュニアNISAの買付は、2023年12月31日で終了しますが、非課税枠の運用期間は、その子が成人(18歳)になるまでの期間になります。正確にいうと、3月31日時点で17歳である年の1月1日以降であればジュニアNISA口座開設が可能です。
[box class=”white_box” title=”要注意!“]
政府は2022年4月1日から成人年齢を20歳から18歳に引き下げました。これによって、ジュニアNISA対象年齢も17歳までになりました。
2022年3月31日で19歳の人は、その年でジュニアNISA口座を開設できます。翌年、2023年3月31日で18歳の方は、成人年齢引き下げの影響でジュニアNISA口座開設できません。口座開設できるのは、2023年3月31日で17歳までの方になます。
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ジュニアNISAを始めてから5年後、18歳未満の人は
18歳の成人年齢までは、非課税期間が継続します。
運用開始から5年経って10歳の人の場合、残り8年は非課税期間となり、且つ、2024年以降引き出し年齢の制限がなく、いつでも引き出しできるメリットも受けられる。
従来のジュニアNISAは成人年齢まで引き出せなかったが、2024年のジュニアNISA廃止以降はいつでも引き出せるようになります。
ジュニアNISAを始めてから5年後、18歳を超える人
18歳を超えてしまう方は、以下の選択ができる。
①売却
②新NISAへのロールオーバ
使う目的がある場合、①売却で良いかと思います。
新NISAへのロールオーバ
新NISAにロールオーバした場合、非課税期間は継続されます。
注意点は、新NISAへロールオーバすると一旦リセットされ、ロールオーバした金額から再スタートになります。
つまり非課税期間を過ぎて売却した場合、再スタートした金額から増えた利益分で課税されます。
新NISAで非課税期間が無制限になれば、この心配はありません。
ジュニアNISAと学資保険
教育資金面で考えた場合、候補に上がるのが「学資保険」になります。そもそも、性格の全く異なるものですが、目的は同じなので比較して考える人も多いと思います。
以下に、「収益性」「計画性」「引き出し」の3つのポイントで記載します。
収益性
学資保険は、長期に渡ってコツコツ貯めて、大体104〜108%返還率で戻ってきます。銀行の預金に比べると、条件が良いでしょう。細く長く資金を貯めるイメージです。
ジュニアNISAは、投資なので学資保険に比べるとハイリスク、ハイリターンになります。また、運用期間も5年間のため、太く短く資金を貯めるイメージです。
家庭の事情によりますが、私個人としては細く長く貯蓄する学資保険の方が扱い安いと思います。
計画性が高い
学資保険は計画を立てやすいことが大きなメリットになります。
中学入学、高校入学、大学入学時に祝い金として積立金が引き出せます。また、返還率も104〜108%と高いので安心して教育資金を貯蓄することが可能です。
私の場合、中高一貫校へ入ったのですが、高校入学金がなかったので、祝い金は据え置いて大学入学時に使用します。
引き出し
学資保険は、祝い金以外は途中で引き出すことができません。
一方、ジュニアNISAも成人年齢になるまで引き出せませんでしたが、2024年以降いつでも引き出せるようになります。
ジュニアNISAの終了に伴って、いつでも引き出せることで、学資保険に近い使い易さになっています。収益性も長期間投資でリスクヘッジをすれば、確実に学資保険以上のリターンを得ることができます。
2024年以降 、政府の「資産所得倍増プラン」の波に乗るためにはどうする?
今、できるならジュニアNISAに入った方が良いでしょう。その上で18歳まで非課税枠で運用をします。
18歳以降はロールオーバして新NISAへ以降します。
現在の政府の改定案とおり新NISAの運用期間は無制限となれば、ジュニアNISAから始めて、新NISAへロールオーバし、超長期的に子供の資産を非課税で運用でき、いつでも引き出せることが可能になります。
まとめ
ジュニアNISAは2023年で終了になりますが、今ジュニアNISAに入るべき理由が分かったかと思います。
今後の政府案に期待し、ジュニアNISA廃止をきっかけに「貯蓄」から「投資」へ思考を切り替え、波に乗りましょう。
コメント
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