何をすべきか教えてください。
本日、このような悩みを解決できる記事を紹介します。
その時になって慌てても満足のいく結果にはなりません。大学生(若い)のうちから、資産形成を考えていく思考を育てることが大切です。
この記事の前半では、大学生もつみたてNISAできるのか?
そして、つみたてNISAの始め方と注意点、後半では、なぜ大学生から始めるべきかなのか、その相乗効果を紹介します。
✔ この記事の権威性
この記事を書いている私は、2017年1月からつみたてNISAを始めました。当時は、投資経験がない初心者でしたが、走りながら考え運用してきました。その体験から情報を発信して行きます。数年前からジュニアNISAを始めています。
2024年からの新NISAに向け、別途有益な情報発信をして行きますので、よろしくお願いします。
大学生って、つみたてNISAを始められるのものなの?
大学生からでも、成人年齢に達していればつみたてNISAを始めることはできます。
つみたてNISAを始めるために最初に考えることは、どこの金融機関で口座開設するかになります。
2022年4月1日からは、成人年齢が18歳に引き下げられて、2023年1月から18歳以上であれば誰でも口座開設ができます。
18歳未満の場合、親が法定代理人として、子供名義で口座を開設できます。
したがって大学生を問わず、18歳以上の方は証券会社、銀行などで自分名義の口座開設ができるため、つみたてNISAを始めることができます。
厳密にはその年の1月1日で時点で18歳になっていることが条件になります。
つみたてNISAの始め方【大学生の場合】
口座開設ができると分かれば、実際に以下の流れに沿って解説して行きます。
[box class=”white_box” title]
① 取引金融機関を選定する
② NISA口座を開設する
③ 投資信託を選定する
④ 積立金額、積立サイクルを決める[/box]
取引金融機関を選定する
つみたてNISAを始めるには、まず最初に取引金融機関を選ぶことです。
金融機関によっては取り扱っている銘柄数、サポート内容、最低積立額などが異なります。
金融機関は大きく分けて、銀行と証券会社があります。
証券会社の方が、銘柄数が豊富で、最低積立額も100円からできるため、大学生にとってはコストが掛からない証券会社がオススメです。
つみたてNISAの始め方、おすすめ金融機関の選定方法を解説します
NISA口座を開設する
口座を開設する金融機関が決まったら、次に口座開設の申請をしましょう。
ネット証券の場合、インターネットを介して申し込み手続はできます。スマホからの手続も可能です。ネット上では不安という方は、窓口対応も可能かなど金融機関に確認をしてください。
まずは、公式Webサイトから「口座開設 申し込み」ボタンをクリックして、申請書類を取り寄せます。住所、名前、メルアドなどを登録をすることで、後日申請書類が郵送されます。
本人確認書類
マイナンバーカード+運転免許証他(パスポート or 住民票写し 等)になります。また提出はネット上でアップロードすることもできます。
登録情報と本人確認書類の提出し、郵送が完了したら、2~3週間ほど審査に時間が掛かります。
無事、審査にパスできれば、ログインIDと取引ID等が記入された書類が郵送されます。
投資信託を選定する
ログインIDと取引IDが記入された書類を受け取ったら、公式Webサイトからログインして投資信託を選びます。
つみたてNISAの対象商品は、金融庁が厳選した長期、分散、積立投資に適した185本(2022年12月1日時点)がベースになっています。
各金融機関は取り扱い商品(投資信託)を、この中から選定しています。
投資信託の種類には大きく4種類あり、①海外株式、②海外債券、③国内株式、④国内債券、⑤バランス型となります。それぞれ4種類の組み合わせで複数購入するか、1つの投資信託に絞るかを決めます。
積立金額、積立サイクルを決める
購入する商品を選んだあと、積立金額と積立サイクルを設定します。
大学生の場合、主な収入源はアルバイトでしょうから、安定収入ではないため、日々の生活に困らない程度の資金で始めましょう。
生活資金は絶対NGです。
積立サイクルは、日、週、月と選ぶことができます。無難なのは、収入と合わせて月1回のペースで買い付けるサイクルが良いかと思います。
大学生からつみたてNISAを始めるメリット
大学生から投資経験を積むことで、将来資産形成をしていくときに、銀行に預けるだけの選択でなく、資産を増やすためのアクティブな選択肢が増えます。投資の中でも大学生が安全にその経験を積むことができるのが、つみたてNISAです。
ここでは、大学生からつみたてNISAを始めるメリットを3つ紹介します。
100円から資産形成ができる
証券会社で口座開設した場合、最低投資金額が100円から始められる場合が多いです。大きな儲けは期待できませんが、大きな損失もありません。将来に向けて投資経験を積むには、本当に良いチャンスだと思います。
また、大学生は収入が不安定なので、少額からできるのはつみたてNISAの最大のメリットです。
”資産運用”の知識が身につく
学生の頃から資産形成に触れることで、資産運用の知識が身につきます。
投資信託の選び方や、リスク管理など、投資に必要な知識も学ぶことができます。
これからの将来、国からの年金は期待できません。
したがって個人の力で稼ぐスキルを身に付けなければなりません。ガムシャラに働くのも若い時は良いですが、働いたサラリーを投資運用にまわして資産を増やしていくことが、これからの個人で稼ぐ生き方ではないでしょうか。
長期投資によるリスクヘッジ
投資の赤字を避けるためには、長期、積立、分散投資が基本です。長期運用することで元本割れのリスク(投資リスク)を高い確率で回避できます。
また得た利益を再投資に回して、利益を生む複利効果も期待でき、指数関数的に収益が伸びて行きます。
複利効果は投資期間が長くなればなるほど、その効果が期待できます。元本割れリスクも軽減してくれます。
大学生からつみたてNISAを始めるデメリット
考えられる学生にとってのつみたてNISAのデメリットは、5つほどあります。
[box class=”glay_box” title]
① 元本割れのリスクあり
② 取り崩すタイミングによって税金が発生
③ 利回りが低い可能性がある
④ 学生の収入に対して投資額が大きい
⑤ 将来のキャッシュフローを考えての必要性が低い
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元本割れのリスクあり
つみたてNISAは、原則、長期積立に適した投資信託です。
学生が急な出費が発生した場合に、つみたてNISAからの取り崩しを考えた時、投信信託を一旦売却して現金化することになります。
しかし、1年、2年のような短期間では元本割れしているリスクが高いです。
最低でも5年以上はつみたてるように心がけましょう。
取り崩すタイミングによって税金が発生
つみたてNISAは、非課税枠を活用した投資商品です。
従って、非課税期間は、利益が発生したとしても確定申告する必要はありません。(税金がかかりません。)
しかし、非課税期間を過ぎた場合、税金が発生するため、取り崩すタイミングとても大切です。
学生の時に、つみたてNISAを始めて、20年を過ぎると課税対象になるので、税金のことをすっかり忘れる危険があります。
利回りが低い可能性がある
つみたてNISAの利回りは、銘柄によって異なります。
特に、株式投資の場合、株価の変動によって損失を出す可能性もあるため、リスクを考慮した上で銘柄を選択する必要があります。
銘柄の選び方については、以下記事に掲載しているのでご覧ください。
主婦がつみたてNISAを始めるときのポイント!絶対失敗しない押さえておきたい知識とは。
学生の収入に対してつみたて額が大きい
つみたてNISAの最大の特徴は、毎年最大40万円までの非課税枠があることです。
しかし、学生は収入が少ないことが多いため、この上限額に達することが難しいでしょう。
そのため、非課税枠を最大限に使えない可能性があります。
ただ、投資は自分のライフプランにあったつみたて額を決めれば、良いと感じます。
無理な投資は禁物です!
将来のキャッシュフローを考えての必要性が低い
多くの学生は、将来の収入を予測できないため、将来のキャッシュフローを考慮した上でのつみたて額の設定は困難かと思います。
また、将来のライフプラン(結婚、子育て、マイホームなど)を考慮した投資も、予測不可能でしょう。
そのため、学生がつみたてNISAを利用する場合は、リスクを避けた安全な銘柄を選ぶことが重要です。
つみたてNISAの学生におけるデメリットの対処法
将来取り崩しを考慮した、適正なつみたて額の設定
つみたてNISAは長期的な投資に適した制度ですが、学生の場合は将来の支出額を考慮した積立額の設定が必要です。
長期的な積立を実現させ、途中の取り崩しのデメリットを回避するためには、最初に積立額を設定する際には、少額から設定し、様子を見ながら金額を上げるようにしよう。
ますは、3000円ほどから始めてはどうでしょうか。
税金の扱いを理解するための勉強
つみたてNISAでは、20歳以上の個人投資家が毎年40万円までの非課税枠を設けた投資が可能です。
しかし、学生は税金について、あまり知識がないと思います。後になって、多くの税金を払うのでは、長期に積立投資をしている意味がありません。
そのため、税金に関する基礎知識を身につけ、特につみたてNISAにおける税金の扱いについて理解することが重要です。
リスク分散を考えた適切な銘柄の選択
つみたてNISAに投資する場合は、リスク分散を考慮した適切な銘柄の選択が必要です。
学生の場合は、将来の支出額に合わせてリスク許容度を考え、複数の異なったタイプ(株式型、債券型、バランス型、米国株式型など)の投資信託を組み合わせることで、リスク分散を図ることができます。
つみたて額の調整方法
つみたてNISAでは、つみたて額の変更が自由にできるため、学生の場合は収入や将来の出費予定に合わせて、つみたて額を調整することができます。
つみたて額を調整する際には、将来のキャッシュフローを考慮し、必要に応じて積立額を増減させることが大切です。
定期的な資産チェックを行い、投資商品のパフォーマンス下がっても、売却(取り崩す)は最後の手段として、まずは。積立額の調整を検討ください。
大学生がつみたてNISAを始めるときの注意事項 4つ
大学生が実際につみたてNISAを始めるときの注意すべき事が4つあります。
生活資金で投資はしないこと
大学生がつみたて投資を始める際、主な収入源はアルバイトかと思います。そこから日々の生活費用を差し引いて、投資に回す余裕のある方は、少ないと思います。
しかし、無理して生活資金までつみたてNISAへ回すのは絶対にNGです。大切なことなので何度もいいます。
幸い証券会社では100円からつみたてNISAを始めることができます。極端ですが100円から始めて様子を見ながら徐々に金額を増やしていく方法が良いと思います。
マラソンのように先が長いため、コツコツ無理せず継続することが重要です。
収益のプラス、マイナスで一喜一憂しない
投資信託の基準価額は、日々変動しているので、利益がでるときもあれば、マイナス(赤字)になるときもあります。マイナスが先行しているからといって、焦る必要はありません。逆に上がったからと言っても、利益が確定しているわけではないので、安心することもできません。
つまり、基準価額の変動に一喜一憂せず、時間を見方につけて、資産運用を始めて行きましょう。
銘柄の変更を頻繁に行わない
つみたてNISAを始めていくと、徐々に知識が身につき自分なりのカスマイズをしたくなるでしょう。現状の銘柄では不満があるため、別の銘柄の方を購入したいと考えることもあると思います。
そのような時、結論からいうと、銘柄の変更はできるだけしない方が良いです。
(銘柄の変更とは、現在の投資銘柄を売却して、新たな銘柄を購入することを言っています。)
なぜなら、非課税枠が問題になるからです。一旦、売却すると投資額分の非課税枠を使ってしまい、それ以降復活しないからです。
例えば、月々33000円を8ヶ月間、積み立ていた場合、その時点で売却すると既に264000円分(33000円x8ヶ月)を投資しています。別の銘柄を購入するときに、この投資分を差し引いた非課税枠で再スタートするため、全体の非課税枠が減ってしまいます。
この場合は、銘柄の変更でなく、銘柄のつみたてを停止させて、追加で新しい銘柄を購入すれば、非課税枠を消費することなく、投資銘柄の変更ができます。
損切りをしない
つみたてNISAの投資信託の基準価額は、市場動向、景気によって、日々価格が変動しています。
価格の変動は日常的です。したがって、価額が下がっても損切りはしないことが重要なことです。
(損切りとは、赤字を確定させる意味です。)
基準価額が下がっても慌てずに、回復を待つことが大切です。後ほど出てきますが、銘柄によっては短期間で下がっても、3年から5年で回復する銘柄は沢山あります。
つみたてNISAは最長20年間投資できるので、長い目で見ていきましょう。
また、長期で持つことで元本割れの心配もなくなります。(大切なことなので、繰り返し言います)
つみたてNISA対応口座の開設がおすすめ証券会社
[box class=”white_box” title=”関連して読みたい記事”]私のおすすめ証券会社は、下記の3社となります。根拠・理由については、この関連記事をご覧ください。
1 SBI証券
2 楽天証券
3 松井証券
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大学生のうちに、投資の基礎を身につけましょう
ここまで大学生がつみたてNISAを始めるメリット、口座開設の手順、運用における注意点を解説してきました。
政府が昨年末に掲げた個人資産倍増計画は、貯蓄から投資へは、まさに政府がつみたてNISAを軸に見通しを立てている計画です。2024年から新NISAが施行されます。新NISAに関しては別の記事で解説します。(現在記事作成中)
2022年12月末までは20歳以上で申し込みができますが、昨年度の法改正による成人年齢引き下げによって、2023年以降は18歳以上から証券会社の口座開設が行えます。
つまり今後、大学に入学したらすぐにつみたてNISAを始められるということになります。
学生の頃から資産形成を経験していれば、投資の知識が身につき、今後の資産運用の基礎固めにもなり、大きなスキルを得ることができます。
また投資額に不安があっても、少額から積み立てができるつみたてNISAは、大学生にはとてもおすすめの投資になるでしょう。
大学が一般の投資より、つみたてNISAがおすすめな3つの理由
大学生だからこそ、つみたてNISAを推すわけを紹介します。
初心者向けの商品が多く安全性が高い
つみたてNISAの取り扱い商品は、一般の金融商品よりもリスクの低い投資信託が揃っているため、大学生のような投資の未経験者でも損する可能性は少なく、安全性が高いです。
つみたてNISAの金融商品は、繰り返しになりますが、金融庁が厳選して長期、分散、積立投資に最適な185本の投資信託になっています。手数料が安く、投資家への配当金が少ないなどの条件をクリアしている商品です。
一般の投資には、ハイリスク、ハイリターンの投資信託もありますが、つみたてNISAは長期運用によって、損が出にくく安全性が高い(安定している)資産形成が誰にでもできることが魅力です。
たとえ収益がプラスになっても両親の扶養から出る心配はない
つみたてNISAでどれだけ収益が出ても、親の扶養から出る必要はありません。売却後つみたてNISAで得た利益は非課税のため、確定申告の必要はありません。また大学生本人のアルバイトなどの所得金額にも影響がありません。
例えば、子供が親の扶養家族になっていると親の課税所得(個人所得)が減るので、親自身が納める税金が少なくなるのがメリットです。
反対に、投資で得た利益の影響で大学生が親の扶養から外れたとすると、親と大学生本人の両方に税金の負担が発生します。
仮に大学生が親の扶養から外れてしまうのは、大学生本人の年収が103万円を越えた場合です。つみたてNISA以外の投資では、得た利益に対して約20%の税金がかかるため、確定申告を行い納税することが必要です。(ちなみに確定申告は、税金を納めるために行う手続きです。)
つまり、つみたてNISAはそもそも利益が非課税なので確定申告をする必要がないので、親の扶養から外れる心配もありません。
最大投資枠が決まっているため、過剰な投資による損失がでにくい
現つみたてNISAは年間40万円が上限となっているため、過剰な投資によって大きな損失を出す危険性はありません。たとえ、損をしないまでも大儲けするようなギャンプル性の高い投資でもありません。
つみたてNISAは、コツコツと長期に積み立てて、分散投資することで元本割れのリスクを避ける運用となります。証券会社では、100円からつみたてNISAを始められるため、大学生でも安全に資産形成が立てられます。
ほかの投資等では、大きな金額も運用できてしまうため、大きな損失を出す危険性があります。
例えばFXの場合、レバレッジを効かせて自己資金以上の投資もできますが、その場合急な通貨変動で、一気に大きな損失を出す場合も考えられます。
つみたてNISAを始めたあと何をするべきか
経済や政治、他の投資に関心を持ちましょう。
つみたてNISAを実際に始めると、実際に自分でお金を出しているので、真剣さが変わってきます。どうして株価が変動するか? 今の景気は今後どうなっていくのか?それとどう株価が連動しているのか、など今まであまり興味のなかったことに興味を持つようになります。
新聞、ニュースで騒がれていることが、他人事でなく、自分事になっていくでしょう。
個人的には、この変化がつみたてNISAで得られる最も大きな恩恵ではないかと思います。
だから学生のうちから始めることで、20年、30年後の未来を大きく変えることが可能でてきます。
投資を知っている人、知らない人で大きく将来の資産が変わっていくことでしょう。
以下 私が勉強に使っている投資講座を参考に紹介します。
大学生がつみたてNISAで悩む、よくある質問
Q: つみたてNISAを学生が利用する際のデメリットは何ですか?
回答:将来のキャッシュフローを考えての必要性が低い(無い)ことが、そもそも学生がつみたてNISAをする意味があるの?という疑問がでると思います。これはつみたてNISAに対するデメリットになるかもしれませんが、投資の知識、長期積立&非課税枠の恩恵、安定した資金の積み上げがメリットになります。
メリットとデメリットをバランスにかけると、将来的なメリットの方が大きい思います。
Q: つみたてNISAを学生が利用する際の注意点は何ですか?
回答:つみたてNISAを学生が利用する際には、取り崩しを考慮した上での積立額の設定、税金の扱いを理解するための勉強、リスク分散を考えた適切な銘柄の選択、金融商品のパフォーマンスが下がった時の、つみたて額の調整方法などに注意が必要です。
また、つみたてNISAが向いているかどうか、見定めることも大切です。
Q: つみたてNISAを学生が利用する際にどの程度の投資額が適切ですか?
回答:つみたてNISAを学生が利用する際にどの程度の投資額が適切かは、個人の収入やライフプランによって異なります。
しかし、学生は将来の収入やライフプランが明確には想定できていませんので、今は生活に無理のない金額になります。
つみたてNISAの最低積立額は、証券会社であれば100円から始めることができます。
3000円からまずは始めて、様子をみながら金額を上げるようにすれば良いと思います。
また、投資に関する専門家に相談することもオススメです。
コメント
what is priligy Bottom Line Existing evidence does not currently support the use of methylprednisolone and vasopressin as routine code drugs for IHCA resuscitation