文章を書く力、文章スキルがないので、良い文章がスラスタ書けません。どうやって文章力をつけて、良い文章がかけるようになるのですか?
本日はこんな悩みにお答えします。
[box class=”white_box” title]✔ 本日の記事内容
・ブログ記事における文章力とは
・文章力が身につくテクニックとは
・文章力よりも大切なこととは[/box]
権威性
ブログ初心者にとって、自分は文章を書くことが得意でない。と考える方は結構いるようです。現に私もその一人でした。
しかし一般的な文章力とブログでいう文章力は全く異なるので、ご安心してください。
今回は多くのブロガーがぶち当たる文章力について解説します。
ブログ記事で必要な文章力を鍛え方について解説します。これは私が実際に経験してきたことを記事にまとめています。
この記事の前半では文章力を身に着けるテクニックを紹介し、後半では文章力よりももっと大事なことについて解説します。
文章力のノウハウを知りたい方は、早速こちらをクリックしてください。
>> ブログ記事の文章力が身につくテクニック 17選
ブログ記事における文章力の定義
最初にブログ記事でいう文章力とは?に関して説明します。
ブログはストレスなく読みやすいが一番
ブログで好まれる文章は「ストレスなく読みやすい文章、考えずに読み進められ内容が自然と入ってくる分かりやすい文章」のことです。
なぜなら、読んでいて途中で考えさせるような文章は、読者にストレスを与え、結果分かりにくくさせてしまいます。
従って、最初から最後まで引っかからずに読めることが大切です。
[box class=”white_box” title]✔ 見た目も大事
文字ばかりの文章も読者にストレスを与え、即離脱につながる恐れがあります。文字の配色、イラスト、表、改行・余白などを上手く使って読みやすい工夫が必要ですね。[/box]
読者にストレスを与えない文章は、コツさえ掴めば誰でも出来るようになります。
頑張ってくださいね。
文章力とは読者に分かりやすい文章を書くこと
文章力とは小説家、ジャーナリストなどジャンルによって要求されるニーズは様々です。
小説家に求められる文章力は、場面、心情を伝える表現力。ジャーナリストは適格なコメント力などでしょう。
ブログにおける文章力とは、「ストレスなく読める分かりやすい文章を書く力」のことです。
なぜならブログ読者は気に入らない、分かりにくい文章だと感じたら、別の記事を読めばいいというマインドだからです。
つまりブログには小説家のような感動、感激は不要、読者の知りたい情報だけが必要です。
具体的には、Tuzuki Blogやクニトミさんの副業コンパスなどは読みやすいブログの代表例ですね。
本記事で紹介する17のコツを意識しながら、Tuzukiさんやクニトミさんのブログを読むと、ご納得いただけるかと思います。
きれいな文章はブログには不向き
ちなみに小説家にような知的できれいな言いまわしは不要です。
ブログに訪れる読者は、感動・感激がしたいのではなく情報がほしいだけなのです。
以下のような比喩的な言いまわしは、読者には時に邪魔な場合があります。
[box class=”white_box” title]「彼は鬼のように怒っている」ー>「彼は怒っている」[/box]
小説などでは、どのように怒っているのかを分かりやすく伝えるために表現をしますが、ブログでは「彼は怒っている」と書くだけで済ます。
このように余計な言いまわしを削ることで、読者にとってストレスなく分かりやすい文章に仕上がります。
早く解決方法を知りたい、情報が欲しいだけなのでシンプルに伝えるようにしましょう。
ブログ記事の文章力が身につくテクニック 15選
読者にとってストレスなく読めて、分かりやすいブログ記事を書く17のコツ、それぞれ紹介します。
始めはできなくても繰り返す記事を書くたびに意識すれば、段々とブログ文章力は向上します。
①記事構成を作る
記事の構成を作ることで、分かりやすく伝える流れを作ります。
[box class=”glay_box” title]
〇 まずは問題提議です。読者の悩みはなにか?
〇 悩みを解決するために、何が必要なのか?
〇 この記事を読んた後、心境の変化がどのように起きるのか?
〇 どこで収益化をするのか?
[/box]
読者の悩みを1枚づつ丁寧にひも解き、納得のいく解決策まで導くために記事構成は非常に大切になります。
以下のリンク先では、記事構成の作り方を解説した記事が掲載しているので、一読ください。
人気ブロガーも実践!ブログ記事構成の作り方手順9つ【テンプレート付き】
②見出しの階層の整える
見出しの階層はしっかり整えましょう。
つまりH2見出しのタイトルに関連性のあるH3見出しを書かなければなりません。
例えば、
[box class=”blue_box” title=”①OK例”]
H2 英語学習方法 OK例
H3 塾に通う
H3 単語帳をつくる
H3 英会話ラジオを聞く[/box]
[box class=”red_box” title=”②NG例”]
H2 英語学習方法 NG例
H3 英字新聞を読む
H3 継続するためのマインド設定
H3 海外TVを見る[/box]
どちらも英語学習に大切なことと思いますが、H2見出しは学習方法に関するものなので、②NG例の”継続するためのマインド設定”はH2見出しの階層からズレています。
読者を混乱させるもとなので、見出しの階層を意識しましょう。
③出来るだけ文章の型を守る
PREP法を意識して書くと、主張が論理的に伝わりやすくなります。
Point(主張)→Reason(理由)→Example(具体)→Point (再主張) の順に説明をします。
具体と再主張の間に「反論の説明」などを入れるとより説得力が上がります。
[box class=”glay_box” title]
1 Point(主張):~~~である。 伝えたい結論を主張する
2 Reason(理由):なぜならば~~~だから。 理由を述べる
3 Example(具体):例えば~~である。 具体例、実体験を述べる
4 Point(再主張):従って~~~である。 伝えたい主張を再度結論付けす
[/box]
3と4の間に(反論の説明)を入れるとより、納得を得られるでしょう。
また、具体例で実体験を盛り込んで説明すると、より信頼性のある文章になります。
とは言え、すべの記事にPREP法が当てはまるわけではありません。理由を説明する場合は結論+具体例にした方が良い場合があります。
基本型は守りつつ臨機黄変に対応しましょう。
④文末の「である」「ですます」調を区別する
ですます調、である調を混在しないようにしましょう。
どちらが良いということはないですが、ですます調は丁寧な言いまわし、である調は断定的な説得力のある言い回しになります。
一般的には「ですます調」が多い感じがします。読者に対して丁寧に接する姿勢からきているのでしょうかね。
⑤ひらがな、カタカナ、漢字はバランス重視で
ひらがな、カタカナ、漢字はバランス見て入れましょう。
どのようにバランスを見ればいいのですか?
バランスを考える=余白を考えましょう ということ。
つまり漢字は画数が多いので、余白が少なく全体が詰まった感じになりなります。
ひらがなは余白が多いのでやわらかな感じになります。
全く漢字を使わない文章もまた読みにくくなります。よく使っている漢字は、そのまま漢字の方が読みやすいですよね。
パソコンが当たり前になった現在は、文字変換で今まで使ったことがない漢字が出てきますが、これはNGです。
例えば「予め(あらかじめ)」「辿っていく(たどっていく)」「生憎(あいにく)」など、簡単に文字変換できるけど、普段使っていない漢字はひらがなで書きましょう。
[box class=”white_box” title=”「漢字」と「ひらがな」のバランス”]漢字とひらがなのバランスはどれくらいがベストなのか?と疑問に思う方へ、
大体漢字とひがらなのバランスは、漢字2:ひらがな8程度と言われています。[/box]
漢字は使い過ぎると固い印象になるため、ひらがな、カタカナを混ぜてバランス良くすることが大事です。
⑥接続詞の使い過ぎに注意する
接続詞は最低限の使用にしましょう。
接続詞は文の関係性が分かりやすい一方で、接続詞によって文のリズムを悪くすることもあります。
接続詞が出てくると一旦、止まりませんか?さらっと読んだ方が伝わりやすいときもあります。
できるだけ接続詞を使わなくても意味が通るように文章を作ることが文章力向上にもつながります。
文章を見直す際には、接続詞が無くても意味が通じれば削除しちゃいましょう!
⑦修飾語の使い方に注意する
修飾語と修飾される語は出来る限り近づける方が分かりやすい文章になります。
例えば「大急ぎで私が納品した記事をクライアント様は目を通した。」の場合、「大急ぎ」が納品した或いは、目を通したのどちらにかかっているか、曖昧な場合があります。
読者を混乱させる文章になるので、大急ぎで納品した、大急ぎで目を通したかを分かるように近づけましょう。
できる限り1つの文章に複数の修飾語が入るような複雑な文章は禁物です。
⑧スマホ表示をチェックする
スマホでの表示もチェックしましょう。
スマホは一画面が小さいので、想定より文字が画面いっぱいに広がります。
適度に改行を入れ、読みやすく調整しましょう。
⑨余計な言葉は削ってシンプルに
削除しても意味が分かる表現や文章は、削除してOKです。
とにかく余計な言葉を削って、文字数を少なくしましょう。
読者にとってもそれだけ早く読め、十分な情報を得られるので、読者ファーストでもあります。
とはいえ、あくまでも記事の質は下げずに、余計な文字を削ることを心がけましょう。文字を削って質を落としたら本末転倒ですからね。
✔ シンプルにするメリットは
①分かりやすい文章になる。
②文章のリズムが良くなる。
音読すると、リズムの良い文章は引っかからずにスラスラ読めます。
1文が短すぎても読みにくいので、目安は1文60文字ほどで簡潔にした方が良いでしょう。
⑩同じ語尾を連続して使わない
同じ語尾を連続して使うと単調な文章になりますので、控えましょう。
2回まではOKですが、3回以上連続はNGだと思ってください。
記事のチェックの際には注意してみましょう。
⑪「こと」の使い方に注意
私も癖で頻繁に使ってしまいますが、「~~こと」の使い方に注意しましょう。
・NG:「~~することができる」
・OK:「~~できる」
などで表現しましょう。
「~~こと」を省いて表現ができないかを推敲の際にチェックしましょう。
⑫箇条書きを使う
箇条書きを入れることで、要点を整理できます。
読者は箇条書きによって、この部分は重要な項目と無意識に感じるので、記憶にも残り易くなるでしょう。
長い文章も箇条書きにすると、余白効果によりスッキリ読みやすくなりますしね。
とはいえ、箇条書きで要点をを絞る分、エピソード、背景を細かく表現できません。箇条書き述べた後には、主張した背景、理由、具体例を別途説明が必要をしましょう。
⑬音読する
文章を書き終わったら、必ず音読で文章をチェックしましょう。
黙読は目で見て頭で理解するため、読みにくい文章、誤解を受ける文章も頭の中で自動に修正してしまいます。ましてや、自分で書いた文章なので、思い込みもあり誤りに気づかないことがあります。
一方で音読は、目で見て、耳で聞くため誤字脱字、間違った表現を見つけるられます。
例えば、先ほどの「~~こと」の言い回しなども音読によって見極められるでしょう。
抽象的な表現ですが、スラスラと引っかからずに読める文章は、違和感のない文章になっていると思います。
どうぞ最終チェックの目安にしてください。
⑭最低2回は読み直す
文章を書き終わったら、2回は読み直しましょう。
1回目で、いろいろチェックしていくと文章の最後の方は適当になってしまうので、1回目は~~をチェック、2回目は~~をチェックするなどチェック項目を決めましょう。
例えば、私の場合1回目は誤字脱字、間違った表現の確認、2回目は論理的な文章になっているかをチェックしてます。
このチェックは記事作成後、少し時間を空けた方が冷静に確認できますよ。1日~2日ほど空けて頭をリセットして第三者の目で見ることがコツですね。
⑮主語・述語を近づける
主語と述語を近くに置きましょう。
以下に参考例を示します。
[box class=”glay_box” title]
・「山田さんがコロナで子供たちの修学旅行が中止になったので、来週天気が良ければBBQをやろうと誘ってくれた。」
・「コロナで子供たちの修学旅行が中止になったので、来週天気が良ければBBQをやろうと山田さんが誘ってくれた。」
[/box]
主語と述語は離れていると、どの主語がどの述語とつながっているのか文章が分かりずらくなります。
従って主語と述語は近づけるようにしましょう。
文章力よりも重要な記事の品質を上げる方法
文章力よりも重要なのは、記事の質を上げることです。いくら文章力を養っても記事の品質が悪ければ読者は直ぐに離脱します。
文章力の強化は記事の品質の上に成り立っていることを忘れずにお願いします。
[box class=”yellow_box” title=”ブログ記事の質を上げる方法 3つ”]
その1:読者の悩みに100%応える
その2:実体験を積むこと
その3:そのジャンルを本業にする
[/box]
それぞれ解説していきますね。
その1:読者の悩みを100%応える
1つ目は読者の悩みに100%応えること。
読みやすい記事のテクニックを身に付けても、読者の悩みに応えていない内容では直ぐに離脱をするでしょう。
例えば、本記事を検索する読者は、「ブログ 文章力」と検索しブログ記事を書くための文章力を身に着けたい人が訪問します。
そのため、この記事では文章力を身に着けるテクニックをいくつか紹介していますが、書かれている内容に具体性が無かったら、読者は直ぐに別のサイトをいくでしょう。
要するに読者は具体的にどんな事をすれば良いかを知りたいはずです。
したがって、訪問してくれた読者の期待を裏切らないような記事を書くことが一番大切です。
その2:実体験を積むこと
2つ目は実際に経験を積むことです。
読者の満足度は、自分しか知らないようなレアな情報を得たときに上がります。
したがって、一般の記事にあるような情報に加え、それ以外にオリジナリティのある情報を記事差し込みましょう。
そのためには、実際に経験を積むことが記事の価値を上げるでしょう。
例えば仮想通貨ブログを配信している人が、仮想通貨を持ってなく、運用経験がなければ、薄い記事になるでしょう。
自分の体験談、特に失敗談などは読者に最も関心のある記事になりますよ。
その3:ジャンルを本業にする
3つ目はジャンルを本業にすることです。
ブログ系ジャンルの記事を配信している人が、Webマーケティング会社で働いて得たノウハウを、自ブログで配信することで、権威性、信頼性が大きく高まります。
実際にブログ界のクニトミさん、Tuzuki さんもWebマーケ会社出身、独立されてインフルエンサーで活躍していますよね。
例えば筋トレ系ジャンルのブログを配信している人が、スポーツジムで働きながら情報配信すれば、同じような記事を書いていても全く評価は変わるでしょう。
したがって、それぞれ家庭事情があり、全員ができることではありませんが、ジャンルを本業にして、情報配信すれば、最強にコスパが良く記事品質をあげられるでしょう。
まとめ 求められているブログの文章力は
今回はブログを書くための文章力のノウハウ(15個)をご紹介してきました。
最初は誰でも文章力はありませんが、記事を量産すると徐々に文章力がついてきます。
そのとき、ただ書いているだけでは中々文章力は身に付きにくく、この記事のノウハウを少しでも意識しながら、文章を書いて頂けると最短ルートで文章力は必ずマスターできます。
ちなみに、文章力と合わせて読んでもらいたい記事が、「記事構成の作り方」の記事です。
記事構成をしっかり組み立て、その上で文章力を活かして質の高い記事を作成してください。
今回は以上になります。